2020年の川越まつりは中止となりましたが、祭り人としてはじっとしていられません。
いい機会だから、みんなで各町の山車庫や川越の町を巡ろうということになりました
まずはお隣さん。大塚新田の源頼朝の山車です。
川越まつりには参加していませんが、川越市歴史文化伝承山車に指定されています。
この度、車輪を新しくしました。これからどのようになっていくのか楽しみ!
次に向かったのは、岸町の木花咲耶姫の山車。
烏頭坂の中ほどにあります。
昔から難所と知られていた坂です。
そんな坂を一生懸命自転車で登る皆さま。こんなところで集合写真を撮って、お気を使わせてしまい申し訳ございませんでした。
その後、熊野神社に参拝しましたが、さすがは富士山の女神さま。
神社への階段が急です。
境内では、囃子連の皆さんがお囃子の奉納をしておりました。
やっぱり、お囃子はいいですねぇ。
お次は仙波の仙波二郎郎安家の山車です。
なぜか、ベンチでくつろいでいたお姉さま方も一緒に記念写真。
遊具などもあるので、子供たちも遊んでいる、なんともいい感じの休日の風景です。
仙波氷川神社へ、参拝です。
実はこの日、新調した半纏のお披露目でもありましたので、何かと背中で語りたがる男たちでした。
この日、仙波では山車に入れる脇障子と懸魚などのお披露目会が行われていました。
実は、彫刻を作成したのは私どもの町、信綱の山車も担当してくださっている祥雲さん。
真剣な目つきで見ておりますが、頭の中では「うちだったらこういうのがいいのかな」「今度はここをいじりたいなぁ」などと妄想を膨らませているに違いない。
次に向かったのは菅原の菅原道真の山車。
山車を出して、居囃子でお迎えしていただきました。
ありがとうございます。
新富二丁目、鏡獅子の山車です。
また、背中で語っていますよ。
八幡神社です。
夫婦の銀杏。立派ですねぇ。
七五三のお祝いに来ているご家族もいらっしゃいまいた。
元気な川越っ子に育ってね!
西小仙波の素戔嗚尊の山車です。
こちらも山車庫を開いていました。
やっぱり、祭り人はじっとしてはいられないようです。
新富一丁目の徳川家光の山車です。
うちの信綱さんの上司である三代将軍ですね。
家光さんと信綱さんの関係については、ホームページの『信綱さん(松平伊豆守信綱のお話をしましょうか)』や『創作の部屋』に記事がありますので、そちらもお楽しみください。
さて、ここからは歩きになりますよ。
そろそろおなかが空いてきましたが、みんなで入れるようなお店もないから食べ歩きだってぇことで、さっそく団子をゲット。
川越の隠れた名物。美味いねぇ!
みんなで団子を待っていると、いるんですよこういう人たちが。
早速、COEDOビールで乾杯してました。
さて、これから何杯いくのやら…(汗)
松江一丁目の龍神の山車です。
「ここから曳き出して、こっち行くのかな」
現地に来るといろいろ想像できて楽しいですね。
出世稲荷の鳥居を挟む大銀杏も立派です。
連雀町、太田道灌の山車です。
前日の雨の名残がありますが、当日はいい天気でした。
通り沿いなら山車を見ることができますが、さすがに交通を止めることはできないのでこちらで記念写真です。
熊野神社はけっこうな人出。
足裏に不健康を感じながらの参拝でした。
仲町、羅陵王の山車です。
こちらの山車は今でも毎回組み立てるので、山車庫の入り口は小さめです。
本当はその方が山車にも優しいんでしょうね。
こちらでは会所が開いていまいたので、お邪魔させていただきました。
人形を間近で拝見するのは貴重な体験です。
次に行くには、やっぱりここを通ることになります。
ここも大勢の方々が観光を楽しんでいました。
ここを通ると、当然…
こうなるのは、もう必然というものです。
さぁ、誰が飲んでいるか覚えておいてくださいね。
この時、時の鐘の橦木がゆっくりと動き出しました。
「さぁ鳴るぞ」
その場にいた人々が注目する中、橦木が振られ… … ・ ・ ん?
鐘の直前で急ブレーキ。鐘は鳴らずじまいです。これも貴重な体験です。
こちらは元町一丁目の牛若丸の山車。
お通りの観光客の皆さん、酔っ払いの集団の記念撮影で、ご迷惑をおかけしました。
こう見ていくと、山車庫の作りにもそれぞれ個性がありますね。
川越の文化遺産、スカラ座です。
子供のころからの思い出が詰まっています。
昔は2本同時上映だったような。
いよいよ川越氷川神社参拝です。
山車のポスターが飾られていました。
現在、氷川会館や駐車場が工事中ですが、若い人たちが大勢訪れていましたね。
宮下の日本武尊の山車です。
この筆跡は川越氷川神社の山田宮司によるものだったんですね。
川越城本丸御殿です。
信綱さんが島原の乱の功績で城主となったところです。
日本中でも本丸御殿が現存するのは高知城と川越城のみ、二の丸御殿が現存するのは二条城と掛川城のみという大変貴重な存在です。
ここもマニアックな場所ですね。
本丸御殿のそばにある共同山車庫です。
看板もありませんから、知らない人も多いかな。
そして、天神様の公園。
散々飲んだ後の姿ですねぇ。
翌日は、さぞかし腕が痛かったことでしょう。
でも、楽しそうだなぁ…
最後は六軒で、三番叟ならぬ四番叟。アマビエ人形が乗っていますね。
やっぱり川越は素晴らしいところです。
それを支えているのが川越まつりなんだと感じた一日でした。
今年は、これが信綱會の「ハレの日」でした。